新型コロナウイルスの感染拡大を受け、マスクの着用が当たり前になっています。マスクは今後、私たちの生活必需品になるでしょう。
これから紫外線の強い季節に入ります。紫外線が最も強いのは8月ですが、5月でもピーク時の9割に達する紫外線量が地上に降り注ぎます。
外出自粛で外に出ることが少ないと、うっかり日焼け止めを塗り忘れ、
ちょっとコンビニへ行ったり
ゴミを捨てに行ったり
することってありますよね?
マスクをしているからちょっとなら大丈夫〜
なんて思って日々過ごしていると、夏が終わった頃にはマスクの下だけが白い
マスク焼け
に?!?!
今の時期から油断せずに紫外線対策を忘れないようにしましょう。
マスク焼け対策
マスク部分に到達する紫外線はゼロではないので、マスク部分も多少日焼けをしますが、露出部の方がより紫外線を浴びる量が多いので、色に差が生じることになります
アヴェニュー表参道クリニック佐藤卓士院長(皮膚科・形成外科)
要はマスク部分とマスク以外の部分での
紫外線の到達量に差が出ないこと
が重要です。

マスク以外の部分に塗るっていうこと?
マスクの素材にもよりますが、マスク部分とそれ以外の紫外線到達量を同じにするのは難しい話です。
要は
顔全体に均一に日焼け止めを塗ること
です。
そして
汗をかいたらこまめに塗り直すこと
加えて露出部分が直射日光に当たるのを避けるため
帽子をかぶる
日傘をさす
などの対処も有効です。
併せて気をつけたいマスク熱中症
マスクをして買い物など外出する際にも注意が必要です。吸い込む空気が暖かくなり、体から熱が逃げにくくなるほか、マスクをして呼吸することで多くのエネルギーを使い、体温が高くなりやすいからです。
「経験したことない夏に」熱中症 例年以上の備えを コロナ影響
暑さの中でのマスク着用は熱中症の危険も持ちます。
私も30度をを超えた日、マスクをつけてスーパーへ行きました。すると5分もしないうちに息苦しくなってきて頭がボーッとなりました。このまま長時間、日が当たる場所にいるのは危険だなと感じました。
そんな中、暑い時期に対応した
- 「接触冷感」
- 「吸水速乾」
- 「UVカット」
の特徴がある素材を使った夏用マスク(洗えマスク)の売れ行きが好調のようです。
アパレル商品の製造・OEM・販売しているメーカー、アパレルアイが出がけるこの「洗えマスク」の販売は同社専用のWebショップで行われています。
今年ならではの「マスク焼け」
特に普段、紫外線のケアを意識していないおじさま達の「マスク焼け」が秋に増えませんよう、旦那様やお父様、職場の男性にも併せて呼びかけてみてはいかがでしょうか。
ポイントは
- 顔全体に均一に日焼け止めを塗ること
- 汗をかいたらこまめに塗り直すこと
- 帽子をかぶる
- 日傘をさす
です。
新型コロナウイルスと熱中症という両方の対策が必要になってくる今年の夏。例年以上に注意が必要ですね。