異国の地でメガネを新調する…これだけでもハードルが高いものです。しかも今回は併せて娘自身初のコンタクトレンズまで作ろうとしています。
ちゃんと作れるのか…、そして医療費が高いと言われるアメリカで果たしていくらかかるのか…、実録レポート!
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メガネショップまたは眼科で視力検査
アメリカでメガネやコンタクトレンズを購入するには処方箋が必要になります。
まずはメガネショップか眼科で視力検査(EyeExam)を受けます。
※店舗によっては予約が必要なので要確認。
アメリカのメガネショップにはオプトメトリストが在籍してます。
このオプトメトリストが発行した処方箋がないとメガネやコンタクトレンズ作ることはできません。処方箋は1年間有効です。
保険
アメリカには眼科保険なるものがあり、EyeExamやメガネ&コンタクトレンズを購入する際に適応されます。
※保険によってはカバー範囲が違いますので要確認。
ちなみにうちの保険は今回、眼鏡を作る際のEyeExamのみに適応でした。
メガネを作る
今回は近所で評判の良いメガネショップを選びました。
おしゃれでこだわりのメガネが多く、鯖江のデザイナーズメガネまで取り揃えていました。(お値段が怖い…)
視力検査が終わると、フレームとレンズを選んでいきます。
費用
EyeExam(保険適応)$180→$60
フレーム$139
レンズ(フレームと同時購入で20%off)$250→$200
総額 399ドル!!
高いと覚悟はしてましたが、やはり高いです。これでもこのショップの中では安めのフレーム。
アイケア用品の大手であるVSPによると、
- メガネフレームの平均価格は1セットあたり231ドル
- レンズは1ペアで平均112ドル
メガネ1本作るのに平均343ドル(約37000円)かかるとのこと。
その背景にはイタリアに本拠を置くメガネ・アイウェアメーカーの「ルックスオティカ」の市場独占が関わっているというLosAngelesTimesの記事を見つけました。
アメリカのメガネ業界は何十年にもわたって停滞を続けているにも関わらず、目立った企業が登場しないのが不思議だと述べるのは消費者コラムニストのDavid Lazarus氏。
※『ウォルマート』『コストコ』『ターゲット』などの大型スーパーマーケット内にあるメガネショップであれば、もう少し手軽にメガネを購入することができます。
コンタクトレンズを作る
今回初めてコンタクトレンズを作る娘。アメリカではコンタクトを作るにあたり、年齢は特に関係ないと言われました。要はその子が清潔な状態で正しく装着できるかどうか。早い子で10歳前後かな~と言われておりました。
まずはコンタクトが使用できるかどうか、コンタクトレンズのEyeExamを受けます。
アレルギーがある場合は、専用の目薬が処方されます。それを1週間使用し、その後再検査。アレルギーが落ち着いていればコンタクトを装着するトレーニングに移ります。
初めての子が1人でコンタクトレンズをスムーズに入れたり外したりできるようになるには、最低でも1時間以上はかかるそうです(笑)
娘はものの10分で終わり驚かれました。
コンタクトのサンプルを貰い、3日間の試用期間後、再検査。異常がなければ処方箋を出してもらえます。
費用
コンタクトレンズEyeExam(保険適応外)$115
コンタクトレンズトレーニング$50
レンズ(1day 乱視用 90ペア)$128 ※オンラインで購入
総額 293ドル!!
※メガネショップよりオンラインの方が安いため、後日ネットで購入。ネット購入の際は、処方箋の写真を添付すれば大丈夫でした。
今回のメガネ&コンタクト費用の総額
この他に、
コンタクトレンズのEyeExam後に処方されたアレルギー用の目薬 16ドル
コンタクトレンズ着用時に使う目薬 13ドル
アレルギー用クリーム 8ドル
を足しまして、この度かかった全ての費用の総額は…
729ドル!!!!(メガネ、コンタクトレンズ含む)
ヒョエー…8万円弱です。
高い高いと聞いていたアメリカの医療。知らなかったメガネ市場における独占企業の背景。これを考えると、目だけに限らず、健康でいることの大切さはもちろんのこと、日本で安価で受けられる医療の素晴らしさを実感せざるを得ませんでした。
逆にアメリカは医療費の高さから、日頃から病気を防ごうとする予防への意識が高いです。日本での「病院へいつでもいける安心さ」にプラスして、こちらの予防意識を取り入れたら、最強なんじゃないかと感じます。
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