日本人は働きすぎ、休みが少ない、などとよく言われます。
海外ではバケーションを長く取るイメージがありますが、実は海外よりも祝日が多い日本。
さて、子供達はどうでしょう。
海外では夏休みが長いイメージがありますが、それに比べて日本の子供達は休みが少ないのでしょうか?
本記事では、
日本、イギリス、アメリカと3ヶ国の公立小学校へ通った経験を踏まえ
小学校の授業日数と休みについてご紹介してみたいと思います。
※ここではアメリカ(ロサンゼルス)、イギリス(ロンドン)、日本(東京都内)の公立小学校を元にしております。各自治体によって多少違う場合もあります。
アメリカの授業日数
授業日数はおよそ 180日
- サマーブレイク 2ヶ月半(6月初旬~8月中旬)
- サンクスギビング 1週間(11月下旬)
- ウィンターブレイク 2週間(12月下旬~1月初旬)
- スプリングブレイク 1週間(4月初旬)
定められた祝日数:10日
イギリスの授業日数
授業日数はおよそ 190日
- サマーホリデー 1ヶ月半(7月下旬~9月上旬)
- ハーフターム 1週間(10月下旬)
- ウィンターホリデー 2週間(12月下旬~1月初旬)
- ハーフターム 1週間(2月下旬)
- イースターホリデー 2週間(4月初旬~中旬)
- ハーフターム 1週間(5月下旬)
定められた祝日数:8日
日本の授業日数
授業日数はおよそ 196~205日
- ゴールデンウィーク 1週間(4月下旬~5月上旬)
- 夏休み 1ヶ月半(7月下旬~8月末)
- 冬休み 2週間(12月下旬~1月初旬)
- 春休み 2週間(3月下旬~4月初旬)
定められた祝日数:16日
小学校の授業日数で25日の差?!
日本では年間の授業日数が206日以上の学校もあるようです。アメリカの小学校と比較すると、その差25日以上?!
約1ヶ月分多く学校へ行っている事になります。
その上、平均就寝時間も日本の方が遅いのです。宿題の量、塾や習い事、そしてこの授業日数…
日本の小学生は世界的に見ても勉強時間が長いことが分かりますね。
日本人ガ勤勉ナノハ子供ノ頃カラナノカ?!
考察
『ゆとり世代だ』『さとり世代だ』と取り沙汰される今日。
政府の方針によって授業時間が増えたり減ったりする日本の子供達ですが、世界に目を向けるとどれが正解かは分かりません。
何より大切なのは、時代にあった教育。
未来を担う子供達がより良い教育を受ける事に、特にこれからの時代は、授業日数や授業時間はさほど関係がないのではないでしょうか。