イギリスとアメリカ、2つの国で子育てをしてみて思ったこと、それは
日本人のママって本当にすごい!
ということです。
子供の学校行事等で私が感じたことですが、日本人ママさんは周りから頼りにされているな~と感じることが多いです。
基本的に真面目で几帳面。約束もルールも守るし仕事も丁寧。そりゃ頼りにされるわけですよね。
- 真面目さがゆえに、全てを背負うスーパーママ。
- 真面目さがゆえに、他に頼らないスーパーママ。
今回のテーマは「いいママとは何か」
いいママというイメージ
” いいママでありたい ” それはどのママさんも思うことではないでしょうか?
しかし ” 自分はいいママではない ” と感じるママさんがなんと9割に達することがNHKの情報番組「あさイチ」のアンケート調査でわかったそうです。
いいママとは一体…?
最近の雑誌やSNSを見ると、こういったスーパーウーマンのようなキラキラしたママさんが取り上げられてはないでしょうか?
果たしてどのくらいの割合でこんなママさんがいるのかは謎ですが…。
- みんなちゃんとしてるから自分も頑張らなくては…
- 子供がかわいそうだから自分が頑張らなくては…
というプレッシャーを感じたことはありますか?
その根源が「周りと比べてどうだから」ということに影響されている部分は高いと思います。
「他と同調する」という協調性の中で教育されてきた日本ならではの風潮です。
他者に気を配れる素晴らしい文化だと思います。しかし時にそれが自分を苦しめる時、ありますよね。
パンにチーズとハムを挟んだだけのサンドイッチに、りんご丸ごと一個。
以上。
えーーーーー、それだけ?
と最初は思ったけど、子供も気にしていない。
むしろ、「朝からこんな手の込んだお弁当作るの~?」とびっくりされるほど。
私の作ったものは、そんな手の込んだお弁当でもなかったけれど、それに比べたらな~。
だからといって、彼女達が以降、サンドイッチとりんごだけという ” さみしげなランチ ” を変えるかといえば、普段と変わらない。
なぜならそれを、私のものと比べて ” さみしげなランチ ” とは思っていないから。
それが ” 自分達のスタイル ” なんですね。
温めた方が美味しいのでは…なんてお構いなし。
このような商品は非常に日本ならではだと思います。
お出かけ先でレトルトのベビーフードを温めて食べられるように開発された商品。
外国人の友達に教えてみたら「そこまで考えてくれるの~!すご~い!」とは言うけれど、実際に使うかと聞くと使わないと即答(笑)
挙げた例が少し極端でしたが…もし周りのママさんがみんなこういったママさんだったら…あなたはどうしますか?
そんな感じでもいっか、
1日くらいはいっか、
たまにはいっか、
そうは思いませんか?
ハッピーに暮らすということ。
それが一番なのです。
ママが笑っていること。
それは毎日手作り弁当を作るよりも大切なことかもしれませんね。
” 手を抜くこと ” に対して罪悪感を感じなくて済む社会。
そんな社会が日本のママさん達の荷を少しでも軽くするのではないでしょうか。