アメリカではヘアカラーやブリーチをセルフで気軽に楽しんでいる方が多くいます。ドラッグストアやプロショップには数々のカラー剤が並んでいて、見るだけでワクワクしてきます。
- アメリカで美容院行くの高いし…
- コロナ禍で長時間美容院に滞在するのも怖いし…
ということでセルフ需要も高まっているようです。しかしセルフカラーで心配なこと、それは
髪の痛み
ではないでしょうか。今回は我が家がトライした
「髪の痛みを最小限に抑えるセルフブリーチ」
をレポートしたいと思います。これからセルフブリーチをされる方の参考になれば嬉しいです。
ブリーチ剤と処理剤(トリートメント)
BLOND ME
YouTube でいろんなブリーチ動画を見て辿り着いた今回のブリーチ剤は
Schwarzkopf(シュワルツコフ)のBLOND ME
アメリカ在住の日本人の知人もこのブリーチ剤でかなり白まで抜けていたので、その実力を試してみたいところです。
パウダー(缶)とディベロッパーを混ぜて使用します。今回は40VOLのディベロッパーを使用します。日本人の黒髪は脱色しにくいので、特に太めで硬い髪には40VOLを使用することで塗布時間を短くし、髪の痛みを抑えることができます。
※肌や髪の弱い方の中には、かぶれたり髪が溶けるケースもあるようなので、心配な方は低めのVOLから様子を見ることをお勧めします。
OLAPLEX
世界中がその効果に驚いたOLAPLEX(オラプレックス)の製品。ブリーチやヘアカラーでダメージした髪をハリコシのある髪にコントロールする優れもの!
私が実際に行っていたヘアサロンでも使われていたOLAPLEX。まさにその効果はサロンクオリティ。
今回はOLAPLEXのNo1、2、3 を使用します。
薬剤を作る
パウダー:ディベロッパー=1:2
の割合で作りました。それにOLAPLEX No1ボンドマルチプライヤーの原液を入れ混ぜ合わせます。
OLAPLEX No1は水で薄めて、ブリーチ前に塗布する方法もあるようですが、今回はハイトーンに挑戦するので原液を直接混ぜることに。
ブリーチを塗布
今回、インナーカラーでどこまで抜けるかに挑戦します。
すでに別の薬剤でハイライトのインナーカラーを入れている娘。その様子は以前のこの記事に書いております。>>>
左側に1本明るいライン、全体がワントーン明るくなったぐらいの現状です。
希望のカラーを入れたいとのことで、一度しっかり色を抜いてからカラーを入れてみようと思います。
塗っていくうちにどんどんオレンジっぽくなっていきました。20〜30分ほど置いて洗い流します。
OLAPLEX No2を塗布
ブリーチを洗い流し、しっかりと水気を取ったら OLAPLEX No.2 ボンドパーフェクターを髪全体につけていきます。しっかりとつけたらシャワーキャプでまとめて5〜10分待ちます。
その後 No.2 を洗い流し、シャンプー&トリートメントで終わります。
仕上がりは?
こんな感じです。日本人独特の赤み(オレンジ)の残る金髪になりました。
インナーカラーなので目立たないとはいえ、多少の色ムラは出ています。次回はもう少し薬剤を多めに塗り、ラップで保護することを課題に、さらなるハイトーンの領域へ踏み込んでいけたらと思います。
髪の痛み具合は、さすがOLAPLEX!ブリーチ前よりもサラサラ&ツヤツヤになったのではないでしょうか。
ホームケアのOLAPLEX No.3
さらにホームケア用の OLAPLEX No.3ヘアパーフェクターを使ってみました。
週に1〜2回ほど、シャンプー前の乾いた髪によく揉み込み、時間を置いていつも通りのシャンプー&トリートメントをします。
No3を使った後の髪がこちら。その効果は一目瞭然です!私は決してOLAPLEXの回し者でもなんでもないですが、こんなに満足度の高いプロダクツはなかなか出会えません。
カラーリングやパーマ、ヘアアイロンなどで痛んでいる髪の方にはお勧めすぎるOLAPLEXです。ダメージを気にせずハイトーンを楽しみたい方はぜひ使ってください。
いかがでしたか?今まではキットになっている箱のブリーチ剤ばかり購入していましたが、今回は初のパウダーから混ぜて作るブリーチ剤に挑戦しました。
OLAPLEXを入れてダメージを出来るだけカバーすることもでき、何より美容院よりも安くブリーチできました。(しかも大容量のため、何度も使えます)
白へは道のりは遠いですが、これからも様子を見てブリーチを重ねていってみたいと思います。またこちらで報告します。
【追記】その後2回目のブリーチを行いました。トーンは明るくなったものの、目指す白へはまだまだといったところです。痛みの方はOLAPLEXのおかげで気にならない程です。
【追記2】その後3回目のブリーチを行い、紫シャンプーを使ってより白いブロンドに近づけてみました。この記事で詳しく紹介しております。>>>