初めてここを訪れた方も、常連さんのあなたもごきげんよう。異国の地にてハプニング続きの生活を惜しげもなく晒している、
なんしーよ
今日はアメリカのミドルスクールでたまに登場する
謎の行商人
について、シェアさせていただくわね
アメリカのミドルスクールなんていうと主語が大きすぎて、州やCity、学校によっても違うので、今回お話しするのはあくまでも我が家の子供の学校でってことでよろしくね
まず、アメリカでは休み時間にスナックを食べるわ
スナックといってもポテトチップスの小袋みたいなものから果物までさまざまよ。休み時間に小腹を満たすことができるわ
私の時代なんて中学校でお菓子が見つかろうものなら、学年全員体育館に集められてThat’s連帯責任で正座de説教の刑だったわよ
スナックは家から持参するけど、カフェテリアでも多少売っているらしいわ
- ホームメイドクッキー$1
- チップス(ドリトス、レイズ等)$1
- ジュース
- 水
ま、こんなラインナップよ
そこで現れるのが
謎の行商人
よ
ある生徒が安く仕入れてきて、学校で友達に売るらしいの
まぁ、聞いてよ
その謎の行商人はバックパックを2つ持ってきて
1つは教科書やノートのバッグ
そしてもう1つはジュースやお菓子を入れた行商のためのバッグ
それは友達伝いに広がりを見せ、顧客を着実に獲得していくらしいわ
「お腹すいた〜」なんて聞くと「You have money?」と近づいてくる行商人
そのラインナップは学校のカフェテリアよりも多く魅力的!チップスの種類は多いし、コーラはアイスパックで冷やしたりして、企業努力が見られるわね(笑)
お菓子とジュースのまとめ割りも、多く買うから安くしてなどの交渉も、なんと後払いも可能らしいわ(笑)
ツケ払いリストなるものもあって、誰がいつ、いくら等、細かくメモってるんですって!
その日のラインナップを朝インスタで公開したりして…これはもう一端の
ビジネス
当然こんなこと学校に見つかったら大変な事態よ!きっと何日間かの停学はくだらないわね
(ちなみに激しい喧嘩の場合は1〜2週間の停学例アリ)
見つかるのも時間の問題ね…なんて思ってたら短期間で突然終了したのよ…あまり儲からないことがわかったんですって
50セントで仕入れてきて1ドルで売っても儲けは50セントしかないわけで…
10個売れても5ドルの儲け
在庫を管理したり、帳面をつけたり、労力の対価としてコスパが悪かったみたい。そのビジネスはそっと幕を下ろしたらしいわ
でもね、また忘れた頃に別の行商人が現れるのよ(笑)
なんとかして儲けようというアグレッシブさには感心するわね
これ、娘の時も息子の時もあった話だから、定期的に発生する案件みたいだわ
お菓子以外にも
ミサンガを編んでお友達に売ったり
絵を描いてお友達に売ったり
いろんなスモールビジネスが発生しているらしいわ
アメリカの映画やドラマでレモネードスタンドとか見たことないかしら?子供達が庭先でレモネードを作って売るの
あとはスポーツチームがファンドレイジングとしてクッキーを売ったり洗車をしたりして、自分たちの遠征費用をそれで稼いだりしているのもたまに見かけるわ
小さい頃から ”自分たちで何かを売ってお金を稼ぐこと” にはアメリカでは子供の頃からあまり抵抗がないのかもしれないわね
子供の頃から何をするためにいくら必要で、そのために何ができるかを考えて生きることって、これからの時代、本当に大切なこと
誰かが困っている
誰かが欲しがっている
それが解決できればビジネスのはじまりよ!
受験もテストも大切かもしれないけれど、子供達には「考える力」を養って欲しいと切に思ったわ
アメリカには本当にいろんな子がいるわね。生まれたところも人種も文化も宗教もみんな違うわけで、私の常識ではとても測れないわ
子供達から聞く学校での話で、驚いたり、笑ったり、時には考えさせられたり…
また興味深い話があったらここでシェアさせていただくわね!
ご拝読ありがとう
・
ブログを最後までご覧いただき有り難うございます!
アメブロではロサンゼルスでの笑撃の生活を赤裸々に綴っております。全米を笑撼させているこちらのブログもぜひご覧ください。
↓↓↓
・