Hello World!なんしーです。
クリスマスツリーも飾ったし、あとは…、そうそう、学校の先生へのプレゼントの準備をしなければ!
海外の学校では先生にクリスマスプレゼントをプレゼントする習慣があります。クリスマスだけではなく、学校によっては Teacher’s Day や学年末にも渡します。
私はそれを初めて聞いた時、衝撃を受けました。日本では公立の学校の先生は ” 地方公務員 ” なので、プレゼントを渡したり、ましてやギフトカードなどの贈答は問題になるケースも…というか先生方は受け取れませんね。
今回はイギリス ( primary school ) とアメリカ ( elementary school ) で体験した先生へのクリスマスプレゼント事情を紹介したいと思います。
プレゼント文化
日本ではクリスマスプレゼントといえば親から子供、恋人同士などのイメージがありますが、プレゼント文化がより盛んな欧米では、あげる人の範囲が広く、そのための出費も大きいとか。
家族はもちろん、親戚、友人、先生、職場、日頃からお世話になっている人など全てが対象です。
学校の先生がもらう大量のプレゼント
子供達はクリスマスホリデーに入る3日前頃から徐々に持参し始めます。プレゼントにはクリスマスカードを添えて。
ラッピングは自分達でやります。日本のように「プレゼント用に包んでください。」という素晴らしいサービスはないので、全部自分達でやります。
このシーズンになると事前に「先生は○○が好きだよ~!」とプレゼントの内容をリクエストする先生もいます(笑)ワインが好きだと公言した先生の元には、何十本ものワインが集まっていたとか。
教室の入り口に子供達が持ってきたプレゼントを並べる特設テーブルを用意しているのを見て、文化の違いを目の当たりにしました。
しかし子供達も先生もみんなハッピーで、それを見ているのはとても喜ばしいです。
義務ではない
もちろん全員持っていかなければならないといったわけではありません。プレゼントの内容や金額は人それぞれ。
今年は息子のクラスの代表ママさんからメールが届き、クラスのみんなでお金を集めて一括で取りまとめてくれるといいます。
「いくらでも構わないけど$20くらいがベスト。アプリで送金して。アプリが無理ならメールください。」とお金のやり取りもカジュアルでなんとも合理的。さすがアメリカ。
プレゼントの種類
人気があるのはギフトカード。スタバやAmazonのギフトカードは喜ばれます。イギリスではM&SやWaitrose、アメリカではTargetやTrader Joe‘sなんかのギフトカードも。
ギフトカードなんて、少し味気ない気もしますが、受け取る方も結局は一番嬉しかったり?!?
私が知っているプレゼントは他にもチョコレート、クッキー、スイーツ、紅茶、ワイン、ハンドクリーム、キャンドルといったところです。手書きのクリスマスカードを添えて。
金額の相場は?
地域や学校によって差があるようですが、私が住んでいるところは皆さん大体20~30ドルとのこと。ロンドンでもそのくらいでした。中には先生1人につき50~100ドルといった家庭もあるようですが、あくまでも気持ちなので、それは各家庭次第といったところです。
先生も人間…そのプレゼントによって子供達への対応が変わったりしないのかなぁ…なんて疑問を現地ママに聞いてみたところ、「ないない~。」と笑い飛ばされました。
クリスマスカード
イギリスもアメリカもとにかく手書きのカードが大好きで、いたるところに可愛いカードが売っています。
クリスマスカードは日本でいう年賀状に当たります。これも地域や学校によって差があるようですが、ロンドンのprimary schoolでは、クラスメイトのほぼ全員に書き、そしてもらってきました。
中を見てみると「ハッピークリスマス。 ○○より」のように何とも簡潔な文章ばかり(笑)中には名前だけの子も?!かわいいカードを選び、渡すという事に意味があるのかな。
もらってきた大量のカードを暖炉の上のスペースやTVボードの上に並べると、お部屋も一気にクリスマスムードが漂います。
文化の違いを知ることはとても楽しいですね。違う文化を受け入れ、時には体験してみるのも素敵なことだと思います。
・
ブログを最後までご覧いただき有り難うございます!
アメブロではロサンゼルスでの笑撃の生活を赤裸々に綴っております。全米を笑撼させているこちらのブログもぜひご覧ください。
↓↓↓
・