あなたはお子さんにどんな人生を送ってほしいと願いますか?
いい学校に行って、いい会社に就職してほしい
何十年にも渡り日本で願われたパラダイムのように思います。
強要されたわけでもないけれど、子供の頃からそうあれば良いなという無意識な願望が植え付けられていたように感じます。
これからの時代を生きる子供の幸せとは…
成功のモデルの変化
昔は
いい学校に入っていい会社に入ること=成功のモデル
とされていました。
「今現在、いい会社」が10年後、20年後も安泰という事は、今や保証された話ではありません。
技術の発展に伴い、将来AIやロボットによって代替される可能性が高い職業も多くあります。
その中で
自分にしかできない好きなことで成功する
これこそがこれからの時代を生きる子供達にとって願うべき新しいパラダイムなのではないでしょうか。
好きなことを見つける
何が好きなのか、何に向いているのかも人それぞれ違います。
幼い頃から、何が得意で何に興味があるのかを見出す必要があります。
とにかくやってみる
興味があることは手当たり次第やってみることです。
挑戦することで知見が広がり、より深く興味を持つことができます。
その時についつい親が言ってしまいがちなこの一言!
- それは勉強に関係ないでしょ
- そんなことしてもテストの点は上がらないわよ
嫌いなことをなくす
日本ではできない事をカバーして綺麗な五角形を形成しようとします。
なので、海外に出ると、日本人は何でもできるね~!と驚かれることもあります。
しかし欧米では得意なことをより伸ばそうとします。
綺麗な五角形というよりは、得意なことはより突出し、苦手なところは欠けたまま。
これからは個の時代。みんな同じではなくていいのです。
五角形の形も人それぞれ、みんな違っていいのです。
そしてまたまた親が言ってしまいそうなこの一言!
- 嫌なことから逃げない
嫌いなことを無理してやるよりも、好きなことを伸ばす方が、子供にとって可能性が広がります。
とはいえ、いろんなことができた方が、選択肢が広がるとも言えます。
しかし、選択肢の多すぎるレストランは、あまり美味しくないお店が多いですよね(笑)
向いていることを職業につなげる意識
『どこかに就職する』
という概念はだんだんなくなってくるように思います。
ホリエモンこと堀江貴文さんは
何で就職するんだろう。就職って不自由じゃない?勤務時間が厳格に決められてたりとか。別にいつクビになるのかわからないんだから安心じゃないでしょ。会社にしがみつくとかどう考えてもプラスにならない。
選ぶってことは興味がないってことでしょ?すごいやりたい事あったらやるでしょ?
引用:ホリエモンチャンネル
と話します。
日本は『 起業後進国 』と呼ばれています。
- 日本人はリスクを嫌がって起業したがらない。
- 自分で起業する満足感よりも、企業に勤める安定感を求める。
- 周囲によきロールモデルがいない。
等の理由が言われています。
このような考えがまだまだ根強く残る日本ですが、起業する若者も増えてきています。
10代で起業する学生社長や、才能ある若き経営者の姿も見られるようになりました。
若いうちから自分に向き合い、
起業家に向いてるのか
サポーターが向いてるのか
何だと自分が一番輝けるのか
- 自分に向いてるものに気付き興味を持って没頭する事。
- 流されないで自分のやりたいことに向き合い、自分を作っていく事。
これらを親としてサポートするできたら、子供自身が主人公の人生を歩んでいけるのではないでしょうか。
自分が主人公の人生を!
人生という1本の長い映画の中で自分が主人公になれれば良いのです。
例えば
ドラゴンボールでは悟空が主人公ですが
クリリンの人生の中ではクリリンが主人公なのです。
他人の評価軸に振り回されていては、人生が振り回されているのと同じ事です。
- 他人が良いと思うものが良い
- 他人に評価されるために頑張る
それでは自分の人生の中でも主人公にはなれません。
人生というゲームを楽しむために
子供達は人生というゲームをスタートさせたばかりです。ゲームにはルールがあり、知らなければ楽しむことはできません。
人生を有利に進めるためのルール、それを作るのは私たち親です。
子供はそのルールに従って、自由にプレイできるように、親としてのパラダイムシフトが求められているのではないでしょうか。