ロサンゼルスの日系スーパー、Tokyo Centralへ行った時、ふと目に飛び込んできたのが
一蘭!!!
このロサンゼルスで一蘭が食べられるなんて!前に一蘭を食べたのはいつだったかな〜…と思い出しながら、手に取って値段を見たらビックリ!!!
29ドル!!
3食で29ドルということは1杯約1000円?!
ロサンゼルスで人気のあるラーメン店で外食した場合、10ドルそこそこはかかります。(チップを含めるともう少しかかるかな…)おうちで10ドルはまぁまぁ高いですよね。いや、十分高いですよね。
もう何年も食べてない一蘭…思い切って買ってみることに。せっかくなのでレポートしてみま〜す!
さっそく開けてみる
パッケージ裏は英語。中に入っているものは日本語表記でした。中には
- 3食分の麺
- スープ
- 赤い秘伝の粉
が入っていました。
作って食べてみる
箱には麺は2分30秒茹でると書いてありますが、豚骨育ちの私は1分で早々にあげ、バリカタ級に仕上げました。
さぁ〜登場していただきましょう!家蘭で〜す!
チャーシューも卵もなかったのでトッピングはネギと海苔のみです。赤い秘伝の粉は1袋の半量ほど入れてみました。
お味の方は…
美味し〜〜〜〜〜い!
豚骨臭さはありません。オーダー用紙で言うとこんな感じでしょうか。
家で食べるラーメンでこのクオリティいけば文句なしです。豚骨というよりは豚骨醤油に近いのかなぁ…他の袋ラーメンや棒ラーメンでは味わったことのない旨さです。
店舗のラーメンを再現しているかと言われると、そこはちょっと違いますね。でもコレは
一蘭です。
正しくは
家蘭ですね。
替玉問題
美味しくいただいたので当然替玉もいただきたい…しかし元の麺の量も少なければ、3食分のスープと麺しか入っていない。さてどうしましょう…
そうだ!他の麺で代用しよう!
ちょうど買い置きしておいたこちらの中華麺を使ってみることに。日系スーパーやアジア系スーパーでよく見かけるこちらの中華麺。8束入ってお値段は4.99~5.99ドル程。
一蘭の麺と比較すると若干太めです。4分茹でのところを3分ちょっとであげ、残ったスープへどーーーん!
ん、、、これは麺にスープが絡まない…。スープが旨ければなんとかなるかな〜なんて思いましたが、スープと麺の調和がとれてこそ、美味しいラーメンになるんだな〜と実感。
感想を言うとするならば
うまいスガキヤ。
海外在住者としての考察
日本ではこのお土産ラーメン、5食入りで¥2000だそうです。
1杯¥400
レビューを見てみると
- 本物とは別物
- 期待してたのにがっかり
- お勧めしない
等、ネガティブな印象が多め。食べ物のレビューは本当に人それぞれだと思います。
日本にいる時には何ヶ月かに一度急激に一蘭を欲し、一回食べると当分はいいや!と思う、私にとってのソウルフード的存在の一蘭。
一時帰国の際には絶対に立ち寄ります。
確かに3食入り¥3000は高いです。しかしこのコロナ禍で日本へ帰ることのできない多くの在米日本人にとって、30ドルには変えられないものがそこにある…のかもしれません。
1つの選択肢として一蘭を家蘭できることの幸せ。
インスタントラーメンを日本の価格の何倍かで購入したり、日本からやっとの思いで受け取るありがたい故郷便などのおかげで、たま〜の贅沢として食べている海外在住民としては、「つい」と言いますか、「うっかり」と言いますか、買ってしまったのであります。
その味がいかに本物と近いか
なんて正直関係ないのです。
そして遠い異国で一蘭を食しているんだ…と日本へ想いを寄せるのです。(話が壮大になり過ぎている)
ということ(どういうこと?)でこの30ドル、私的には
アリ
だったな〜という思いをここへ綴っておきます。みなさんそれぞれの家蘭をエンジョイできますよう、心から願っております:)