ロサンゼルスで珍しく冷え込んだある日、カフェに行くとホットチョコレートのメニューが目にとまる。
ホッと一息のつもりでオーダーしたらなんと、オーダーが通らない件が発生?!
魔法の言葉 ” きゃないはぶ “
私が英語ゼロで初めて海外へ在住してすぐ、日本人の友人とカフェに行った際、友人が悠然と使っていた
「 Can I have ~?」
英語が全く喋れない私には、その姿はただただマブかった。私はたったそれだけの事を言えずに
「 あい うぉんと … かぷちーの … 。」
そんな私の前に出てきたのが ” カップオブティー ” だったのは、すでに懐かしい話。
どうやったらそう聞き間違う?
私の発音、そんな領域?(笑)
それからというもの、この魔法の言葉 “ きゃないはぶ “ を駆使して、私はいろんなものをオーダー出来るようになった!
魔法の言葉 ” きゃないはぶ “ が通じない?!
普段と同じように
「 Can I have a hot chocolate?」
よし!キマッた!
少し慣れた今でも、オーダーの時はちょっぴり緊張する英語コンプレックスぶり。すると、
「 Sorry?」
あれ?聞き返されている。何度となく成功してきたこのオーダーをなぜだ。
もう一度全く同じ事を繰り返す。
「 Sorry …?」
えええええええええ。
チキンな私は焦ってとりあえず「 This one 」とメニューを指さした。
「 Ok , hot chocolate!」
私の敗因と新しい解決策
この件をアメリカ人友達の Ashley に相談してみる。彼女はひらがな・カタカナを読み書きできる日本語学習中の友達だ。
私は英文とカタカナを書いてみた。
そうすると彼女はこう書き足した。
ハッチャクレ!!
※「ッ」が「シ」見えるところが可愛い
… マジか?!衝撃だった(笑)
私が何十年間も慣れ親しんできた ” ホットチョコレート ” は、この国では ” ハッチャクレ ” で解決するという。試しにオーダーしてみることに。
1発でいけた~!!!
考察
時としてカタカナ英語が発音を複雑化させていることがあるな … と悟った私である。
その点、耳から入る子供達は発音が良いのは当たり前。
日本語が流暢過ぎる(それも謎だがw)私にとって、このジャパングリッシュな発音を変えるのはなかなか難しいことだが、
新たなカタカナの上塗りで何とか切り抜ける方法
がある事を知ったのであった。