ちょっとずつ動かして撮影したものをパラパラ漫画のように連続で再生する
コマ撮りアニメ
「ひつじのショーン」でおなじみですね。
それがスマホとアプリひとつで簡単にできるんです!
今回は9歳の息子が初めて挑戦したコマ撮りをレポートしながらその魅力をお伝えしていこうと思います。
在宅時間を有意義に、夏休みの新しいチャレンジにもバッチリな
ストップモーションアニメ
やる価値、ありまくりです!
Stop Motion Studio
この「Stop Motion Studio(ストップモーションスタジオ)」というアプリが超オススメ!
シンプルな操作で子供一人でも簡単にコマ撮り動画を作ることができます。しかもこのアプリ、
無料
なんです。
※少額のオプションを購入することで機能アップも可能ですが、無料で十分楽しめます。
必要なもの
- スマートフォン
iPhoneとAndroid、iPadでも可能です。
- スマートフォンを固定する三脚
「ミニ三脚」や「スマホホルダー」で検索すると色々な商品が出てきます。三脚がなくても、スマホを固定でき、カメラがズレなければ大丈夫です。
- リモコン
画面にあるシャッターボタンを押すとスマホが揺れて、写真がブレます。遠隔でシャッターをきることができれば大変便利です。
有線のイヤホンを使用すると、音量ボタンでシャッターをきることができます。
なくてもタッチペンでそっと押すこともできますね。bluetoothのリモートシャッターは300円でダイソーにもあります。
解説動画を見ながら実際にやってみる
今回、息子はこの劇団スカッシュDaysさんの動画を見ながら1人で進めていきました。(9歳の息子には理解できたようです)
カメラを固定することが大事です。三脚の足に養生テープを貼って固定しました。あとは動かしては撮りを繰り返していきます。
途中で再生し、確認しながら作ることができます。前のフレームの位置を透かして見ることができるので、どのくらい動かしたのか把握することもできます。1秒間に再生するコマ数も簡単に設定できるので、初心者でもスイスイと進んでいけます。
できた作品は…?
アプリダウンロードから部屋にこもること約1時間。できたのがこちら。
今回はハリーポッターのLEGOを使って、9と3/4番線からホグワーツへ飛んで行くところを表現したようです。
荒削りですが9歳の息子が初めて1人で作りました。自分の力のみで作ることができ、大変ご満悦な様子。
短時間で簡単にでき、すぐに結果が見られることは小さいお子さんにはぴったりですね!
応用次第でアイデア開花
コマ撮りアニメーションといっても、ただモノを動かして撮るだけではなく、その応用範囲は無限大。
例えば脚本や絵コンテを書いてストーリー性のあるものにしたり、文字や絵を書き足したり、効果音をつけたり…
脚本、構成、監督、美術、大道具、照明、音声、音響、編集など役割を分担すると、映像ができるまでをグループで協力して体験することができますね。
小さいお子さんは親子で一緒に、小学校中〜高学年くらいからは手を出さず自主性を尊重して挑戦させるのも良いと思います。
もちろん壮大な作品には、根気強さと膨大な時間が必要になってきます。背景を抜いて別の画像と合成したり、サウンドエフェクトを使ってより効果的な音をつけることもできます。
まずはそんな難しいことは省いて、アプリで手軽に簡単に、映像が作られる仕組みや映像を作る楽しさを学んでみてはどうでしょうか。
小さい頃からテクノロジーに触れ、アイデアを爆発させていけることは今の子供達の特権とも言えますね!