南アフリカ、ヨハネスブルグのストリートアーティスト
ビコマナ「Biko’s Manna」
をご存知ですか?
去年10月、スピッツの名曲「ロビンソン」のカバーがYouTubeにアップされると、たちまちSNSがザワつき始めました。
今回はそんなビコマナをご紹介したいと思います〜!知らないあなたは、、、
超必見ですよ〜!!!
本家も絶賛の「ロビンソン」
私がビコマナを知るきっかけになったのがこの「ロビンソン」の動画でした。なんと視聴回数は166万回を突破!(※2020/7現在)
圧倒的な歌唱力と魅力的な声…
胸が熱くなり涙が滲んでしまう…
スピッツの草野さんも実際にこの動画を見て、オンラインコンテンツで2人を絶賛するコメントを寄せたそうです。
King Gnu「白日」のカバーもアップされており、こちらもKing Gnuのメンバーである勢喜さん、新井さんがinstagramにアップし、井口さんも“いいね”したという本家のお墨付きだそうです。
ビコマナとは…
「Biko’s Manna(ビコマナ)」
圧倒的な歌唱力のボーカルのビコ(姉)と
凄腕のギタリストのマナ(弟)
南アフリカのヨハネスブルグのストリートで活躍する姉弟です。
たまに登場する弟のフンドゥくん(5歳)もかわいいダンスを見せてくれます。
アーティスト集団「Urban Cohesion」とは…
この動画を投稿しているのは「Urban Cohesion」というアフリカ全土のストリートアーティストが結成したアーティスト集団です。2019年に1人の日本人サラリーマンが立ち上げたチームです。詳しくはこちらのインタビューに記載されています。
ビコマナはこの「Urban Cohesion」のメンバーとしても活躍中なのです。
他にもカバーしているJ-POPがたまらない
Twitterでロビンソンのカバーをふと目にして釘付けになり、その後アップされている動画を全て見にいきました。これはもう必見の動画ばかりで…ここでもぜひ紹介させてください。
久保田利伸『LA・LA・LA LOVE SONG』
今日現在(2020/7/15)で最新のビコマナ動画です。この動画を見ていると、いつの間にかリズムに乗っているノリノリな自分がいるんです。きっとこれを聴いた多くの人はそうなのではないでしょうか。仲良しな姉弟の姿を見ていると笑顔も溢れてくる、見ていていいことしかない動画です。
ビコマナちゃんの歌とギターとダンスは、自然に気持ちが優しくなって、笑みが溢れてくるんです。
マナくんのギターもどんどん上達していますね〜!
MISIA『つつみ込むように』
”コロナで心をすり減らしている世界中の人が、やさしさに包まれますように。”
都市封鎖中のヨハネスブルグで4月にアップされた動画です。YouTubeのコメント欄には
なんだ?この子、喉にMISIA飼ってんのか?!
何がすごいって歌唱力は当たり前で、発音ですよ発音。
開始数秒で涙が溢れました。
絶賛のコメントの数々…。確かに発音の良い日本語。
歌詞の意味は英語かフランス語で理解して、音楽を聴き込み、ローマ字の歌詞で覚えているそうです。
ブルーハーツ『青空』
”生まれた所や皮膚や目の色で いったいこの僕の何が分かると言うのだろう”
人種差別の問題がメインストリームとして扱われるようになった今、こんなに純粋に直球で歌われると…涙が止まりませんでした。これが本当のブルースというものなんでしょうか。
そしてこの動画の概要欄もぜひ読んでいただきたいです。
ビコマナもその中で「かわいい小さな子どもたち」ではなくて、いちアーティストとして表現者として、成長をしているように思う。ビコマナがただの「かわいいこども」であれば、このメッセージ性の強い曲は避けたと思う。事実、この曲を扱うのは結構迷いもあった。
でも、ビコ本人が書く詩を読めば、彼女自身が既に一人の表現者として、凛と社会と向き合っていることが分かるから、やっぱりこの曲の力を借りようということになった。
ビコちゃんが一人のアーティストとして表現したことは、すでに多くの人がしっかり受け取り、感じております。
日本のステージでお礼が言いたいと書かれていますが、お礼を言いたいのはこちらの方。彼女たちの歌にどれだけ癒され、心揺さぶられたか…。
天才テレビくんにも出演を果たしたようで、これからTVでも目にする機会もあるのかな…?!
今の時代、YouTubeのおかげで世界の遠いところでもこうして日本の楽曲が素晴らしいアーティストによってカバーされているのを見ることができます。
クラウドファウンディングで遠いところからでも応援することができます。
彼女たちの成長を、世界の遠いところからでも応援できる幸せ。これからも彼女たちの活躍に目が離せません!