コロナウイルスの影響でリモート授業でスタートしたカリフォルニアの2020年度の新学期。始まって早々にディストリクト(教育区)からメールで
Grab and Go (グラブアンドゴー)
の案内が来ました。どうやら無料で給食の提供を受けることができるようです。
今日はこの有難い取り組みをリポートしてみたいと思います。(※詳細は学区によって異なります。今回は我が子の学区を参考にしております。)
「Grab and go」とは
アメリカでは指定の公立学校で「Grab and go」という給食の提供が行われています。
我が子の学区では当日の午前10時までにメールか電話、Googleformで申し込むことにより受け取り可能です。コロナウイルス対策で受け取りはドライブスルー形式。11:30〜13:00の間に取りに行きます。
ロックダウン直後の休校措置でも行われた「Grab and go」。一度は有料になったものの、新学期からは再び無料になりました。
実際に配られているランチ
ミドルスクールとエレメンタリースクールでは多少メニューが異なる時があります。我が家は娘がミドルですが、ミドルで出されるスパイシーチキンは、エレメンタリーの息子にはちょっと辛いなぁ…と感じました。
牛乳はホワイトミルクとチョコレートミルクを選択することができます。
では、実際にどんなランチが提供されているのかを写真でご紹介〜。
一部をご紹介しました。日本の給食と比べると使われている食材の数は少ないですね。特に野菜はそのままで、日本の給食に出てくるような和え物や炒め物は皆無です。(本当に日本の給食は世界で最強だと思う…)
しかし無料で提供していただけるのは本当にありがたいことです。温め直したりサラダを足したり少し手を加えるだけで、なかなか立派なランチになります。家でのオンライン授業に手をとられてなかなか家事が捗らない母には大助かりなのです。
この取り組みは我が学区では12月末まで実施されるようです。
誰もが経験したことのないこのコロナ禍の長期にわたるオンライン学習。少しでも子供たちにとって良い環境が提供できるようにと動いてくださっている関係者の方々には、ただただ頭が下がるばかりです。
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